日本語は簡単だと思ってた…ローマ字で表すまでは
コントラクトリーディングのベースはヘブライ語。(今日はここには触れずに流します。)
よって、私たち日本人のリーディングをするにあたっては、日本語の名前をまずアルファベットに直す必要があります。
生まれたときに付けられた名前をそのままアルファベットにすればいいんです。
日本人にはミドルネームってほぼありませんし(時には四郎孝光みたいなお名前もあったりしますけど)、あまり悩むことはなさそうだよね~♪
って思ってました。
思ってましたよ、えぇ。
過去形です。
いや、これがね、案外難しかったんですよ。
たとえば「ゆうこ」さん。
Yukoですか?それともYuuko?
案外Youkoだったりするのかも?なぜなら英語圏だと「you」でユーですからね。
「よく聞いて、発音通りにアルファベットにしてください」って言われましても!!
ゆうこはゆうこであって、それがYukoなのかYuukoなのかの区別などつかぬ。
というのが正直なところであって、なんていうか、こう、日本語とほかの言語との断絶をひしひしと感じることになりました。
もうひとつ、例を出しましょうか。「さいとう」さんはSaitoなのか、はたまたSaitohか。
Saitouではないらしいんですよね、先生(フランス人)によると。事も無げに「(最後の)uは聞こえない」とおっしゃるのですが、私にしてみたら「え~…Saitoの方が違和感ありますけどぉ…」みたいな。
たった一文字、されど一文字
でも、一文字違うと結果はズレてくるわけです。それはもう、見事に。
しかも、似てるけれども違うという形の結果が出ます。
当たり前といえば当たり前ですよね。違ってるところはたった一文字なわけですから。
そういうわけで、この名前はどう綴るのか問題は極めて重要なのでした。
まさか日本語でスペルに悩む日が来るとは思わなかった。日本語の難しさって、絶対綴り方、スペルの問題ではないよね。もっとこう…漢字?それとも隠喩とか擬音語とか?違う?
まぁそれはともかく、紛らわしい名前の場合は可能性のあるスペルを複数出して、ご相談者さんのお話を伺いつつ比較検討。そして正しいものを見つけ出す、という過程が必要となるのだそうな。ふぇぇ…
と、いうわけで、思ったよりも面倒…いえ、複雑なことになりそうです。
ですが、みんながみんな、どう綴るのか悩むお名前を持っていらっしゃるわけでもないわけですからね。
そこまで怯える必要はないかな、とも思います。
講座の中で、ベトナムや中国のお名前の例も出たのですが、聞いても一向にアルファベットにできる気がしませんでしたからね!自慢じゃありませんけど!
っていうか、私の耳にはまったく残らない。すべてが美しく流れ去っていきましたよ…
いや~、やっぱり日本語って簡単!
…なのかも。
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