タロットカードの絵柄が怖いと思う人って割と正常だと思う

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「死神」とか「悪魔」とか、ちょっと抵抗あるよね

占い、特にタロット占いに否定的な・ネガティブなイメージを持っている方って、私が思っているよりも案外多いみたいだ。

特に(もっともポピュラーな「ウェイト版」の)「死神」や「悪魔」、それに「塔」あたりかな?
パッと見で「これ良くないカード!!」って反応しちゃう感じですね。

すごいじゃん! ちゃんとリーディングできてるってことですよ!

逆に言えば、何も知らないのにそう認識できてしまうウェイト版恐るべし、って感じなんですが、まぁそれは置いておくとしましょう。

タロット占いは、一枚一枚のカードの意味を忠実に覚えて読むよりも、カードを見て感じたことから胸に去来した思いを優先させると「当たりやすい」。

カードと人の潜在意識とがリンクする、という言い方もするけれど、知りたい答えは実は自分の中に在って、それを引っ張り出してくる鍵がカード、そして直感。

これが卜術。

だから「悪魔」を見た人が「うわ、これイヤだ」と思ったのならそれが正しい。
イヤだと思うこと、抵抗感があることはまったく問題ない。人間にとってそれが自然だもの。

そもそも中世ヨーロッパ風の絵柄って案外怖いしさ

さて、その「怖い絵柄」が含まれたウェイト版のタロットカードですが、そもそも全部の絵柄が怖い…というか、そんなに可愛くはない。

日本生まれのキャラクターに囲まれている私たちにとって、多分「頭身が高い」&「どちらかというとリアルより」な絵柄はあまり好まないタイプなんじゃないかと思っているのよ、個人的に。

まぁ人の好みは色々なので、元々ルネッサンス風絵画が好きとかクトゥルフ神話が好きとか、ボスの絵が好きとか、そういう尖がった系統の趣味の人もいるだろうけれども、そういう人にはちゃんとそれっぽいカードがあるのでそちらを手に取ってみるとよろしいでしょう。

で、もっと可愛いのがいい方には、それはもうたくさんの可愛いカードが出回っていますので、お好みに応じてお求めになるのをおすすめします。
現に私も色々なカードをコレクションしていまして、中でもシナモン(サンリオキャラクターのシナモロール)のカードは特にお気に入りでございます。シナモン、可愛いよシナモン…

ただ、色々な初心者向けのタロット教本なんかでは「最初はウェイト版で学ぶ」ことを強くお勧めされているのが実情。
私の個人的な経験から言っても、まず「そのカードが何を伝えたいか」のガイドラインを知っておくことは大事だと思います。

たとえば「吊るされた男」ね。
その名の通り、逆さ吊りにされてる人の絵柄。

このカード、デッキ(一組のタロットカード)によっては結構自由に描かれていたりします。
実は見た目ほど切羽詰まってないんだよ、ということが、ウェイト版の絵柄をよく観察すると解るという感じですね。

「吊るされた男」:
吊られているけれども苦しみの表情ではない。
頭には後光が射し、吊られた枝には緑の葉が芽吹いて成長を暗示している。
今はじっとチャンスや状況が変わるのを待っている。

と、まぁこんな感じで謎解きというか、イメージでカードからのメッセージを受け取れるレッスンをするのが第一歩なのかな。

絵柄を覚えたら、晴れて好きなカードを駆使するといいでしょうし…

タロットカードを読めるようになったらその時は。

やっぱりウェイト版が一番って思うようになってるかもね。

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