ソウルコントラクトリーディングは数秘術の一種に分類されます。
けれども、一般的な数秘術とはいくつかの重要な違いがあります。
特に、ソウルコントラクトリーディングは、個人の魂の 目的や学びに焦点を当てているため、数秘術の他のシステムよりももっと深い霊的・哲学的な要素を含んでいるといえるでしょう。
目的とアプローチの違い
ソウルコントラクトリーディング
ソウルコントラクトリーディングの目的は、魂の成長と人生の目的を深く理解することです。
このリーディングでは、特に個人の生まれてきた目的や解放すべきカルマに焦点を当て、人生でどのようなレッスンを学ぶべきかを明らかにしようとします。
これは、魂の運命、目的という観点からその人の人生の道を照らすことを意図しています。
- 使われる数字は、通常、名前を基にしており、名前をヘブライ語のアルファベットに変換して得られる数字を使用します。
- ソウルコントラクトリーディングは、人生の霊的な側面や魂の目的に深く関わります。
3次元的な見方とスピリチュアルな見方という二つの側面から、今世における人生全体のテーマを読み取ります。
数秘術
数秘術には、ピタゴラス式、カバラ、ゲマトリアなどいくつかのバリエーションが存在します。
数字を使って、性格分析や人生の傾向、過去の影響や未来の流れを予測するための道具として広く用いられています。
- 数秘術は、個人の社会的、物質的な運命や性格分析、人との相性により多くの焦点を当てます。
- 主に生年月日の数字を使って、その人の個性や性格を分析することが多いです。
- その年やその月など、特定のラッキーカラーを導き出すことも可能です。
使用する数字の違い
ソウルコントラクトリーディング
ソウルコントラクトリーディングでは、「名前」から得られる数字を「1~22」の数字に変換してリーディングを行います。
これはヘブライ語のアルファベットが「22文字」であることに由来します。
奇しくもタロットカードの大アルカナの枚数と同じですし、カバラでいう所の生命の樹とも縁が深いですね。
数秘術
私が学んできた数秘術では、「生年月日」から「数字」を計算してリーディングを行うものがほとんどでした。
生年月日を「1桁になるまで足し合わせて出た数字(例外アリ)」から、基本的な性格や他の人との相性、向いている職業などを読み取ることが多いです。
数字を「1桁」になるまで足していくというシステム上、出てくる数字は「1~9」と、例外として「11,22,33」のゾロ目3つを加えた「12種類」となります。
最近は「44」という数秘を見かけることも出てきました
霊的・哲学的要素の有無
ソウルコントラクトリーディング
ソウルコントラクトリーディングは、非常にスピリチュアルで哲学的な要素で構成されています。
リーディングの各項目は、個人の魂の目的や前世からのカルマに関連するものです。
リーディングを受けた人が「魂の成長」をどのように遂げていくべきかにフォーカスします。個人が人生で経験する困難や喜び、試練が、魂の成長にどう関わるかを掘り下げることが特徴です。
- 霊的な成長とカルマ(過去の行いによる影響)や人生の使命に関するテーマが多く扱われます。
- リーディングの目的は、魂の目覚めや自己理解の深化を促進することにあります。
数秘術
一般的な数秘術は、運命や性格の傾向に焦点を当てることが多く、霊的な側面よりも現実的な側面に重きが置かれることが多いです。もちろん、霊的な側面にも触れることがありますが、主に人生での成功や人間関係のヒント、困難な時期のアドバイスなどに役立つ情報を提供します。
- 性格分析や人との相性、ラッキーな物・事に焦点を当て、個人が社会的にどう成功するか、どんな性格の特徴を持っているかを理解することが目的です。
まとめ
ソウルコントラクトリーディングは、霊的な成長や目的に焦点を当てており、最終的に魂の運命にたどり着けるように人生を深く分析します。
それに対して、数秘術は、主に個人の性格を深く読み取り、現実的な傾向や人生の流れを解明することに重点を置いています。
つまり、同じ「数秘術」という枠組みではありますが、「視点」が違うと言えるでしょう。
優劣ではないですよね。どちらも楽しいです♪
私は「寿司数秘」という数秘術も習いましたが、とてもユニークで頭に残っています。
ソウルコントラクトリーディングは、数字を使うという点では数秘術ですが、よりスピリチュアルな視点と魂の成長に重きを置くため、一般的な数秘術とは異なるアプローチと言えるでしょう。
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