「今現在目の前にあるさまざまな悩み」を解決したい、というのが「占い」に求められる大きなことです。
あるいは「何となく不安」ですとか、「自分の将来はどうなるのかな」という漠然とした不安を解消する手がかり、ですね。
そしてもうひとつ、「自分について知りたい」「自分はどんな人間なんだろう」-
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるはずです。
ネットでも、「性格診断」ができるサイトは人気がありそうですね。
最近メジャーになったのは「MBTI」(マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標)でしょうか。
マイヤーズ=ブリッグス・タイプ指標は、狭義には、個人がどう世界を認識し、物事への決定を下すかについての心理学的な選好を示す疑似科学的な自己申告型のアンケートである。
~Wikipedia より
人がどんな風に世界観・人生観を持っているのか、どんな信念に基づいて行動するのかを16のタイプに分けたものです。
ネットで簡単に診断できるものはあくまで自己申告によるため、必ずしも正確とは言えないのかもしれません。
ただ、自己申告であるがゆえに「あっ、思い当たる。当たってる!」と感じるような気もします。

ちなみに私は「建築家(INTJ-T)」っぽいです。
結構しんどいキャラですね わかる。
そんな風に、「自分はどんな人間なのか」を占いで解明しようとするなら、それはもう「命術」の独擅場。
「命術」とは主に「生年月日」から人の基本的な性格や人生の流れを読み解いていこうとする占術です。
星占い/占星術、四柱推命、数秘術、九星気学などがメジャーでしょうか。
占星術にも西洋・インド…マヤ歴もそこに入れてもいいのかもしれませんが、とにかく色々な種類があります。
歴史の古い占術、むしろ学問というべきかもしれませんね。
ただ、「命術」を用いたい場合には、「生年月日時」が正確にわかっていることが大前提となります。
「生年月日」ではなく、「時」もわかっていること。
もちろん「朝」とか「6時頃」よりも「6時27分」のように分単位で判明していればベスト。
これって、わからない場合も多々あるんじゃないのかな~と思っています。



実際、私も数年前まで知りませんでした。
母はアバウトに「夕方」と言ってのける人でして…
命術はデリケートといいますか、ぴたっと結果が出る分、前提条件が間違っていないこともシビアに求められます。
2時間ズレたら結果が変わってくる可能性もあるのです。四柱推命なら23時を跨いだら日にちが変わりますし…。
ですから、命術で「自分自身について」を鑑定なさりたい場合は、必ず…… 少なくともできる限りのわかる範囲で正確な「生年月日時」の情報をご提示くださいますように。
さて、最後に付け足すのもなんですが、「ソウルコントラクトリーディング」なら「生年月日時」は不要(一般的な星座がわかればベター)で、「自分の在り方」を知ることができます。
そういえば「ソウルコントラクトリーディング」も「数秘術」、つまり「命術」ではあるのですね。
「生年月日時」が不要な命術って、とても異端だなぁ… と今更思いました。
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